ブース番号 : E03

出展団体代表者 : 水野大二郎

水野大二郎研究会
水野大二郎研究会

 

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水野大二郎研究会では、社会環境の変容に伴う新しいデザインのあり方を検討すべく、文化社会学としてのファッションに関する実践的研究と、社会的包摂としてのデザインに関する実践的研究などの活動を中心に展開しています。
今年はデジタルファブリケーション前提社会における未来の洋裁のあり方を問う<洋裁2.0>、凡庸で一見無価値に思えるデザインの価値を問い直す<Design for the Mundane World>の2つのプロジェクトを中心に、様々な研究をご紹介します。

 


 

- 洋裁2.0 (担当者:物井愛子)

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消費社会が産んだ流行物や過剰公告は私達からコンシューマーシップの意識を薄れさせています。一方でデジタル工作機器やソフトウェアの進歩で個人製作のハードルは下がり、クラフトマン人口は増大しています。品を理解し加工を施す製作は、使用から廃棄の間に修繕や再構成という新しい道を提案します。様々な理由で捨てられた様々な素材をデジタルの補助とあなたの創造性によって形状を創り、柄を変え新しい命を吹き込んではみませんか。

 

-Design for the Mundane World (担当者:神野真実)

Design for the Mundane world

普段何気なく使っている<ありふれたもの>。それはいつ、誰によって、どのようにデザインされたのか。Design for the Mundane Worldは、美学、技術、経済、社会の観点から<ありふれたもの>の価値を再発見するプロジェクトです。生活に溶け込んでいるデザインを観察することで、新しいものづくりにも活かすことができます。このワークショップを通して、ありふれたデザインの価値を問い直してみましょう。