ブース番号 : W09

出展団体代表者 : 田中浩也

田中浩也研究会
田中浩也研究会

田中研_掲載用画像

田中浩也研究会では、3Dプリンタをはじめとするデジタルファブリケーション機械が今後どのように活用されていくのかを、様々な実験を通じて研究しています。今回のワークショップでは建築や医療、食、そしてデジタル特性を活かしたものづくりなど、社会の様々な領域においてデジタルファブリケーション機器が持つ可能性を感じてもらうことを目的としています。企業と共同開発している工作機器などを複数台設置し、実際に体験できる空間になっておりますので、ぜひお立ち寄りください。

 


 

- 大型3Dプリンタ(ArchiFAB)ワークショップ

本プロジェクトでは、3Dプリンタの建築分野への応用をテーマに、株式会社竹中工務店と共同で高さ2mを超える大型3Dプリンタ「ArchiFAB」を開発しています。今回のワークショップでは、工作機械の概要を説明した上で、既成品として存在するデスクトップ型には実現できないスケールを実感してもらいながら、「3Dプリンタの応用先はどのように広がり、そこにはどのような可能性があるのか」「こうした機械の登場で未来の生活や社会はどのように変わるのか」といったトピックを参加者と一緒に探っていきます。

 

- ものづくりの民主化がもたらす未来を空想し対話するワークショップ

本ワークショップでは、ローランド ディー.ジー.株式会社と共同で開発してきた『だれでも、どこでも、いつでも、参加できるものづくりプラットフォーム』が未来の生活者や社会にもたらす可能性について空想し、物語を創作します。さらに創作した未来に向かうために、私たちが行うべきことや考えるべきことをみなさんと話し合います。

 

- 3Dプリンタを使用した、身体補装具・固定具の制作ワークショップ

JSR株式会社との共同研究により開発した3Dプリンタは、従来に比べて柔軟性の高い素材による造形が可能です。本ワークショップでは、医療分野をはじめさまざまな分野において、柔らかい素材の3Dプリンティングが未来の人間生活にもたらす可能性について、一緒に考えていきたいと思います。

 

- フィジタルな社会を考えようワークショップ

デジタル工作機械の登場により、私たちはさまざまなものをつくれるようになりました。では、それらがインターネットにつながるようになると、私たちの生活はどのように変わるのでしょうか。本ワークショップでは、インターネットと「もの」をつなげる研究を参照しつつ、みなさんと一緒に未来のものづくりや生活について考えます。

 

- 食×ものづくりの未来を思い描くワークショップ

田中研究室では食品用3Dプリンタをはじめ、食品の造形に特化したデジタル工作機械を開発してきました。このワークショップでは、開発している機材のご紹介・未来の食についてのシナリオづくりを通して、食品用デジタル工作機械が私たちの暮らしをどう変えうるか考えます。食の未来を一緒に思い描きましょう。

 

- Fab Tableワークショップ

田中研究室は株式会社岡村製作所と共同で新しいものづくりの手法とそのサポート環境の研究を行っています。この一環として、手わざの記録・投影・伝承システムを備えたFab Tableを開発しました。今回は卓上に実寸で投影される映像を見ながら3Dペンでの造形に挑戦し、これからの技術の共有・伝承のあり方を考えます。