SFCという先端を追究する場で、敢えて「聴く」という人間が持って生まれた能力を駆使し、過去を見つめ、現在と向き合うことには大きな価値があります。「聴く」という行為によって、既存の問題の枠組みに捉われずに「人間から発信される広く問題となっていることは何か」を発見すると共に、数値や統計データでは測りきれない「人の感情」「歴史的背景」「関係性」といったエッセンスを研究に用いるという、定性的研究の価値を本ブースでは発信して参ります。