21世紀において、地球温暖化、人口高齢化、都市インフラの老朽化が進み、様々なリスクが伴ってきています。一方、技術革新が飛躍し、生産性の向上が期待されています。こうした課題と可能性を重層的に捉え、共創的に問題解決するネクサスのアプローチが国際的に注目されています。アーバンネクサスラボでは、多様な主体の視点を取り入れながら、都市・地域の計画とデザインを行います。特に、都市の食料・エネルギー・水のネクサスを管理し、人々の健康生活を共創するプラットフォームを構築することを目的としています。
都市においては、人口構成、土地利用、サービスなどが変化し、食料・エネルギー・水の流れが大きく変化しています。本プロジェクトは、「デザイン先導型都市食料・エネルギー・水管理のイノベーション」の一環として、東京・横浜の郊外地域の開発の歴史、土地利用の変化、食料の生産、エネルギーの消費、水の循環への影響を調査し、食料・エネルギー・水のネクサスの視点から効率的管理するソリューションを提案します。