ブース番号 : W06

出展団体代表者 : 脇田玲

脇田玲研究室
自然が作り出すかたちの可視化と物質化

61_e195_attribute480_figure_1

自然が作り出す形やパターンの不思議を探求するハンズオンのワークショップを開催します。オープンソースのソフトウェアとインターネットに公開された科学データを組み合わせることで、世界の見方を新しくするようなサイエンティフィックなメディアをデザインします。情報の可視化、自然が作り出す美しい形、インタラクティブなメディアやアートに興味をお持ちの方を対象とします。生物、物理、情報が好きな高校生の参加も歓迎します。

 


 

- 人体の3次元ビジュアライゼーション
CTやMRIの断層撮影画像から3Dモデルを作成し、iPadのソフトウェアを用いた3Dモデルの可視化や3Dプリンタによる物質化を行います。人体の様々な部位を自由な角度から眺めることで日常では見ることができない体内の複雑さ、精妙さ、美しさなどを感じることができるでしょう。
気に入った部位は3Dモデルに変換することができます。モデルをXVL形式に変換してiPadで閲覧することも可能です。さらに時間に余裕のある方には3Dプリンタによる人体模型の作成もご体験いただけます。

 

難易度:初級
参加条件:
なし(どなたでもご参加いただけます)

 

- インタラクティブな人体図鑑をつくろう
インターネット上に公開されているVisible Humanデータセットを用いてインタラクティブな断層画像表示システムを作成します。人体のモデルを自由な位置で切り出してその輪郭画像を表示できるシステムです。参加者はArduinoを用いてインタラクションのデザインを行い、Processingを用いた断層生成プログラムを生成します。

 

難易度:中級
参加条件:
Processingによるプログラミングができる方、Arduinoを使ったことがある方、PCを持参できる方

 

- 流体の3次元ビジュアライゼーション
脇田研究室で開発された3次元の流体シミュレーション環境を用いて、ORFの会場内の風の流れのリアルタイム可視化を行います。参加者は会場内の様々な場所の空間モデルを生成しそこに流れる風の流れを見ることができます。普段は見ることのできない空気の流れを認識することで、ワークショップが終わった後には空間の見方そのものが少し変わってみえるかもしれません。

 

難易度:初級
参加条件:
基本的にはなし(PCは必須ではありませんが、持参していただけるとより幅広い体験が可能です)