B32

食と健康を科学せよ

出展団体代表者 : 冨田勝(環境情報学部)
    • 東京ミッドタウン・イーストB1Fホール
  • B32

腸内細菌が健康を守る仕組みを解明!

プロジェクト担当 : 福田真嗣ヒトの腸内には多種多様な腸内細菌が生息しており、宿主細胞と相互作用することで、腸内環境の恒常性が維持されています。しかしこのバランスが崩れると、肥満や大腸癌、感染症などに繋がる事も知られています。われわれは腸管出血性大腸菌O157:H7感染症に対して、プロバイオティクスの一つであるビフィズス菌の効果を科学的に検証し、ビフィズス菌が産生する酢酸が腸のバリア機能を高めることで、O157感染症を予防できることを世界に先駆けて明らかにしました。

http://bio.sfc.keio.ac.jp/

食べるだけで健康に!?食と健康の関係に迫る!

プロジェクト担当 : ワンピン・アウ健康寿命をのばすには病気を予防するとともに、病気の進行をできるだけ長く食い止めることが必要です。機能性食品は健康の維持や病気のリスク削減に役立つ食べ物のことで、機能性食品の開発により健康寿命をのばせると期待されています。われわれはメタボローム解析をはじめとする網羅的な解析手法を組み合わせて用いることで、食が人の健康におよぼす影響を総合的に理解することを目指しています。

http://bio.sfc.keio.ac.jp/

免疫の秘めた可能性を明らかにする

プロジェクト担当 : 井上浄近年、ウイルスや細菌などによる感染症が猛威をふるい、生命をも脅かす重篤な感染症の発症事例があとを絶ちません。このような状況を迎え撃つ手段としては、免疫能力を強力かつ効果的に誘導する免疫療法の開発が必要不可欠です。我々は、この免疫能力が特殊な環境下において非常に強力に誘導できることを明らかにしてきました。このメカニズムを解明し、免疫の秘めた可能性を引き出す免疫療法やワクチンの開発を進めています。

http://www.iab.keio.ac.jp/

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