A25

渡辺賢治研究会

出展団体代表者 : 渡辺賢治(環境情報学部)
    • 東京ミッドタウン・イーストB1Fホール
  • A25

漢方産業化プロジェクト

プロジェクト担当 : 先納澄佳このプロジェクトでは、超高齢化社会を迎える日本において問題視されている医療費増大や耕作放棄地増加等の課題を、漢方の6次産業化を通して改善すべく、日々研究を続けています。日本の伝統医療である漢方の「未病」という概念は、西洋医学では判別の難しい病名がない体調不良も含めた、心身全体をより健康な状態に近づけることを目標とするため、健康寿命の延長が期待され、世界からも注目されています。現在は、漢方薬の原料となる生薬を国内で生産し、商品化、販売するため、様々な団体と協力し活動しています。

薬膳プロジェクト

プロジェクト担当 : 稲村香菜健康経営の概念の元、企業と共同で社会人をターゲットとした薬膳ドリンクの開発、普及を通したヘルスケアを行なっています。社員の健康増進をすることで、短期的メリットとして社員の休業の予防、長期的メリットとして会社や国の医療費負担が減ることがあげられます。当プロジェクトの活動として、各症状に合わせた食品を企業との会議を経て開発をしました。パッケージのデザインを考え、試飲会を通じてエキスの配合量を決めるなど、ミーティングを重ねてアイデアを出し合うことで商品を開発しました。今後は、PR活動や健康意識の増進の有無等のリサーチを行っていきます。

BEAUTY & HEALTH DIARYプロジェクト

プロジェクト担当 : 金子沙由香BEAUTY & HEALTH DIARYでは基礎体温を切り口に10代20代の若い女性をターゲットに活動を行なっています。昨年、基礎体温記録手帳を開発し、その手帳を利用した高校生・大学生対象の栄養やリテラシー調査を行いました。今年度は昨年調査した内容を解析して学会発表を行いました。また、企業や地方自治体ともに女性のための健康教育プログラムやツールの開発も行なっています。

http://www.bhdiary.com

湯河原プロジェクト

プロジェクト担当 : 武田萌絵神奈川県にある温泉地、湯河原を中心に取り組んでいるプロジェクトです。SFC飯盛義徳研究室と東京都市大学坂倉研究室と共同で活動をしています。多世代交流で生まれる未病との関係性や、50年前の湯河原を描いた絵屏風を活用し、認知症改善に向けたデータを収集しています。現在、地域の子供達と一緒に空き家をリノベーションした「居場所」の運営、地域イベントへの参加を通して湯河原の多世代交流コミュニティを構築しています。絵屏風の新たな活用方法を模索すると同時に、多世代交流のある空間から未病解決を考え提案していきます。

健康教育プロジェクト

プロジェクト担当 : 野々村果穂神奈川県が取り組む「未病の改善」は生涯にわたり取り組むべき問題であり、学童期から意識をしっかり持つことが重要と考えています。「小学生への健康教育PJ」では、湯河原町にある東台福浦小学校の小学5年生20名を対象に、計2回「咀嚼の重要性」に関する授業を行いました。知識をより効果的に脳に定着させるため、小学生が得た知識を幼稚園生や親御さんといった多世代に伝えることにより、咀嚼の重要性に関する知識習得と共に、食習慣の定着を目指しました。また、咀嚼力判定ガム、カミカミセンサー、質問紙調査を用いることにより、介入前後で子供達の変化を測定します。

その他の展示 Other Exhibition

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水俣学

植原啓介(環境情報学部)