A58

鳴川肇研究室

出展団体代表者 : 鳴川肇(政策・メディア研究科)
    • 東京ミッドタウン・イーストB1Fホール
  • A58

THE NORTH FACEプロジェクト: GEODOME 4

プロジェクト担当 : 本間万理THE NORTH FACEが2018年に50周年を迎えるにあたり、バックミンスター・フラーの2mドームをファミリー用にアップデートすることになりました。フラーのジオデシック(大円上の2点間の最短距離からなる総三角形化)とテンセグリティ理論を継承しながら4人家族が快適に過ごすことのできる、これまでにないテントを開発するという目的のもと、半球以上、テンセグリティ構造、ポール&スリーブ構造という特徴を持つドームテントが生まれました。

丹青社 <人づくりプロジェクト>

プロジェクト担当 : 加藤有紀空間づくりを行う企業の新人研修として行われる家具デザインです。新人社員とデザイナーが100日で家具を設計製作します。デザイナーの一人として鳴川肇研究室が参加しています。我がチームでは「おもてうら本棚」という新しい本棚を製作しました。回転することで隠す本(ファイル)と隠さない本(ファイル)が入れ替わる構造としずく型の平面形状を持っています。研究室で用いられているA4研究ファイルの収納に使用を限定することで、高さ調節などの余計な機能を排除しました。

http://www.tanseisha.co.jp/resource/news_tanseisha170623_hito2017_flier.pdf

ファニチャーデザインとストラクチャーデザイン

プロジェクト担当 : 二宮優子共同研究室のインテリアデザインです。学生のニーズに基づいた備え付けの棚を製作しました。夏季特別研究プロジェクトの成果物でもあり研究室外の学生も製作に参加しています。壁一面に設置した大型棚で、壁形状に呼応して機能を配列しました。また扉に用いられるフラッシュと呼ばれる軽量構造を応用し新しい収納方法も提案しています。模型製作や構造実験など、実際に手を動かし考えることで設計を進めました。特別研究プロジェクトも活用し組み立てから最後の仕上げに重点をおき、普段では至らないデザインの完成度に取り組みました。

世界観のグラフィックデザイン

プロジェクト担当 : 鳴川肇新しい世界地図図法であるオーサグラフを用いて、現代社会、地学、地球環境、地政学などに基づいて規定される「世界観」をわかりやすく視覚化しました。個人個人が関心のあるものをテーマとして選び、仮説を立てリサーチしました。ハッチングパターンや文字の配置、フォントなどにもこだわり、一枚のグラフィックとして表現しました。視覚表現の工夫により世界の様相がわかりやすくなり、仮説の是非だけでなく無関係に思われる国同士などに思わぬ関係があった、などの発見を引き出すことが目的です。

http://narukawa-lab.jp/

その他の展示 Other Exhibition