A37

濱田庸子研究会

出展団体代表者 : 濱田庸子(環境情報学部)
    • 東京ミッドタウン・イーストB1Fホール
  • A37

幸福実現の多様な可能性

プロジェクト担当 : 野田龍幸福とはなんなのか?どうしたら幸福は実現出来るのか。 現代社会は様々な問題を抱えており、人々の生活のあり方も多様化しています。そんな状況の中で、幸福は一つの重大な観点になりつつあります。 誰にでも当てはまる幸福実現方法はないかもしれない。しかし、実現の可能性を秘めた要因を探っていくことにより、少しでも多くの人々が幸福に生きられる社会を実現出来ると考え、研究を行っています。

容姿についての美醜感

プロジェクト担当 : 金田奈々私たちの周りには「魅力的とされるイメージ」が溢れています。様々なメディアで目にする美しいモデルは私たちの美の理想と基準に大きく影響していると考えられます。 どんな容姿を理想とし美しいと思うのか、個人が持つ美醜感はそれぞれですが、それは一体どのようなプロセスを経て形成されるのか。メディアの影響の他、その人の過去の体験、どんな価値観の環境で育ってきたのか、成長していく中で意識せずとも様々な刷り込みを受けることでその人なりの美醜感が備わると考えられます。 容姿についての美醜感を心理学的な視点から考察していきたいと思います。

摂食障害と性格

プロジェクト担当 : 岡祥子昨今日本でも若い女性を中心に問題となっている摂食障害。いわゆる過食症や拒食症と呼ばれるもので、患者の心と体を同時に蝕む病である。心の状態と密接なかかわりのある病であるため、その診断と治療が非常に困難なものとなってしまっている。本プロジェクトではその摂食障害に関連する事柄の中でも主に性格との関係性を追求する。それに際し、今回の展示では摂食障害の概要やその診断基準や方法、および性格の測定方法の紹介をし、また来場者の中で希望者には自身が摂食障害になり得る可能性と性格を同時に診断するテストを行う予定である。

人混みにおける心理的ストレスがもたらす歩行特性に関する考察

プロジェクト担当 : 渡辺祐奈 "まちを歩く"ことは、私たちに活気やエネルギーを与えてくれることもあれば、どんよりとした気だるさやイライラ感をもたらすこともある。本研究では、人通りの多い都市空間において心理的ストレスが歩行行為にもたらす作用を明らかにする。パーソナル空間という概念が示す通り人通りの多い都市空間では人々は一定程度のストレスを感じているという前提に立ち、こうした心理状態が人々の歩行行為にどのような影響を及ぼしているのか、そして人々はまちという外的環境と自身の心理状態という内的環境に適応するためにどのような術を持ち併せているのか、この2点について考察する。

東京都旧中川上における人々の行動観察と一人称研究: 水面が持つ公共空間的価値について

プロジェクト担当 : 江原満怜私たちは日常生活の中で道路や公園などの公共空間を様々な目的で使っています。本研究ではそういった公共空間の一つである河川の特に水面に着目し、その価値を明らかにすることを目的としています。 公共空間である水上を船などの水上交通、スタンドアップパドルなどの水上スポーツで利用している人々へのインタビューや、筆者が実際に水上を公共空間として利用し、一人称研究を通して記述し、私たちが水上をどのように認識しているのかを明らかにすることで、公共空間としての水面が持つ価値について心理的に考察したいと考えています。

大学生の人間関係におけるストレス反応に関する研究

プロジェクト担当 : 飯島尚憲高校生までの人間関係と大学生からの友人関係は、大きく違う。大学生になれば自分の仲の良い人とだけ関わることができると言われますが、実際のところ、様々なコミュニティに所属して、その分だけ否が応でも気の合わない人と関わる機会が多くなる機会が増えます。本研究では、大学生が抱える人間関係のストレスを、文献レビューを行いさらに実際にインタビュー調査・アンケート調査を行うことで「大学生はどんな時にどうストレスを感じることが多いのか」明確にしました。さらに、ストレスとの対処法で「アクセプタンス・コミットメント・セラピー」から見た対処法を考えます。

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