Fab Nurse Project: 看護分野におけるデジタルファブリケーションの実践
プロジェクト担当 : 淺野義弘
本プロジェクトでは、高齢化に合わせて需要の高まる在宅看護を中心に、デジタルファブリケーションを用いた低コストかつ自由度の高いものづくりによって、より個別性の高いケアの実現を目指しています。看護師や理学療法士、看護を学ぶ学生や病院運営者など多様な関係者を巻き込みながら、個人の活動を補う自助具やケアのためのツール、看護教材などの製作に取り組んできました。また、さまざまな特性を持つ素材による3Dプリンティングや、内部組成の変更による柔軟性の制御など、人体の形状や住環境に適応するための技術開発も並行して展開しています。
Urban Farming Project: デジタル工作機械を使ったものづくりを通じた都市型農園へのエンゲージメントとデザイン実践
プロジェクト担当 : 立川博行
今日、私たちの都市生活環境は、地域コミュニティをつくりモノ・コトのシェアによって自発的に改善され、空き地や屋上空間で都市型農園や養蜂などの新しい活動が生まれています。
Fab施設を通じパーソナルな「モノづくり」が可能となることで、コミュニティが植物や生物を育て、生産物を共有するだけでなく、空間やコミュニティそのものも変えてゆくのではないかという点に注目し、プロダクト制作を行いました。最終的に植物を育てるプランターから仮設建造物まで様々なスケール・素材を横断的に扱った全く新しい空地空間を模索します。
Beyond Fab Project: デジタルファブリケーションの向こう側
プロジェクト担当 : 佐藤健史
今日、3Dプリンターやレーザーカッターをするデジタルファブリケーション機器が普及し、多くの人がアクセスできるようになりました。Beyond Fabは、個々人が持つ様々な専門性とデジタルファブリケーションの融合によって、デジタルファブリケーションやものづくりの範囲を超え、多様な可能性を見出すプロジェクトです。