• 展示
  • ブース番号
  • B15

大学院プロジェクト「生活実践知」

出展団体代表者 : 諏訪正樹(環境情報学部)
  • 東京ミッドタウン・イーストB1Fホール
  • B15

家の中の居場所

プロジェクト担当 : 大川将
コミュニティカフェなど、「家」を第一の起点とした居場所論が語られています。しかし、家の中を見渡せば、ベッドやキッチン、デスクに風呂場、それぞれに文脈に応じた機能があり、私たちは巧みにそれらの場所を使い分けています。本研究では家の中における「移動」を細やかに記録し、私たちがどのように場所を使い分け、意味づけしているのかを分析します。「第一の場所」として単調に語られる家を分解し、家の中における「第一」「第二」「第三」の場所、あるいはさらに細かい区分けを探ることを経て、改めて私たちにとって「家」とはなんなのかを探究します。

比喩の使い方

プロジェクト担当 : 高松奈々
お笑い芸人として活動している筆者は、社会問題や政治を分かりやすく伝える方法を研究し、実践している。分かりやすく説明する際の有効な手段の一つとして、比喩表現が挙げられる。想像のつきにくい事も比喩表現を用いることで、理解できる事が日常生活においてよくある。そこで、本プロジェクトでは、比喩表現が上手いとされるお笑い芸人が、どのような比喩を使っているのか調査し、分類し、比喩を生み出す方法の仮説を立てる。

http://www.shoukasonjuku.com/

個性を引き出すインタビュー手法と個性の新たな表現方法の探究

プロジェクト担当 : 長井雅史
本プロジェクトでは、人に備わる唯一無二の個性を引き出すインタビュー手法の紹介と、その個性の表現方法として「パーソナル・カルチャー・ランゲージ」の提案を行います。複数回のインタビューを通して、インタビュイーの個性を徐々に引き出し、そこからインタビュイー特有の「パーソナル・カルチャー・ランゲージ」を作成します。この方法により、一人では見出しづらい自分自身の特徴を認識することを可能とし、それによって自分らしい思考や行動をしていくことを誘発します。

アスリートのスキル獲得支援ツールの開発と実践 -身体感覚を進化させるために-

プロジェクト担当 : 堀内隆仁
アスリートが自らのスキルを追究するとは、微妙な身体感覚をも含めた「身体(からだ)」を、発散的な試行錯誤によって進化させ、制御することである。そのプロセスにおいて、視覚的情報のフィードバックは有用である(映像の視聴は最たる例である)。どのような情報をフィードバックすると、どのような進化が起こるのか?本研究では、「身体運動中の身体部位から見えている映像を視る」・「身体部位の軌跡を可視化」という2種類のフィードバックの実践によって、スキル追究の新たな可能性を探った。