KUMOは日本語でクラウドを意味し、その名の通りクラウドベースのWebアプリケーション技術を研究しています。私たちの関心分野は、主にWebアプリケーション技術ですが、インターネットアーキテクチャにおけるセキュリティ、CSS、ブロックチェーンやアクセシビリティ、教育におけるラーニングアナリティクス等、関連する分野の研究は多岐にわたります。脆弱性、限りある資源、デジタルデバイド、教育機会の平等などの社会問題解決への貢献を目的とし、レイヤー横断的な次世代インターネット技術の設計および提案をしています。
近年、日本語教育は国際化し、海外の大学における日本語教育の需要が高まる一方、既存の言語の教授法にはICT活用に多くの課題が残されています。本研究は、言語教育の現場における教師からの「口頭訂正フィードバック」の抱える問題に着目し、ICTを活用し、課題・評価を効率化するスケーラブルな日本語教育プラットフォームを設計します。本研究は、日本語教育の規模性・効率・効果の向上に取り組み、実際の海外の日本語授業内で実践し、定量的口頭フィードバックにより学習成果を質的量的に保証する次世代の教育手法を提案します。