2015年に国連で「持続可能な開発目標(SDGs)」が採択され、4年が過ぎました。この「持続可能な開発」は、先進国も途上国も含めた国際社会共通の目標として定められています。私たちはこれまでに、パレスチナにおけるプライマリーヘルス活動、タイにおけるHIV陽性当事者の自助努力、東ティモールにおける保健サービスへのアクセス、台湾における終末期ケアなどについてフィールドワークを行ってきました。 これら経験をもとに、世界共通課題として国際保健が取り組まなければならない課題について考えてみたいと思います。
2015年に国連で「持続可能な開発目標(SDGs)」が採択され、4年が過ぎました。この「持続可能な開発」は、先進国も途上国も含めた国際社会共通の目標として定められています。私たちはこれまでに、パレスチナにおけるプライマリーヘルス活動、タイにおけるHIV陽性当事者の自助努力、東ティモールにおける保健サービスへのアクセス、台湾における終末期ケアなどについてフィールドワークを行ってきました。 これら経験をもとに、世界共通課題として国際保健が取り組まなければならない課題について考えてみたいと思います。