ゼミ生による個人研究プロジェクトの発表を行います。オーラルヒストリー研究会では、各ゼミ生が「聴く」ことを通じて取り組みを行なっています。どのような手法の「聴く」が研究・プロジェクトに活かされるのか、聴くことを通して取り組んでいるテーマにはどのようなものがあるのか、私たちは聴くことで何ができるのか。具体的な取り組み内容を引き金とし、来場者の方と共に誰しもが行うことのできる「聴く」ことでより良い未来を描いていくための話し合いができる場をつくります。
オーラルヒストリー研究会のテーマは、「聴く」ことです。普段から自然に行っている「聴く」ことを見つめ直す作業だからこそ、従来、研究の材料とされた文字資料や数字のデータでは感じられない、人の温度を感じられる瞬間があります。「語る」「聴く」という極めて単純ではありますが、コミュニケーションを基調とした実感のある作業を通して、それぞれの研究における未知を切り開いています。今年度も昨年に続き各々の取り組みを発表いたします。