脳・身体の理について、主に神経科学的な手法から様々な研究が行われています。例えば、脳波や筋電図の律動性や同期性の評価といった、基礎生理学研究を通して、人間の身体運動の制御や学習のシステム理論的な理解を目指しています。そして、それらの基礎研究を応用し、アスリートや運動障害を持つ患者さんの脳ー身体システムの評価や、神経系機能のトレーニング法の開発を目指しています。また、身体と精神のインタラクションについて、生理学と心理学を融合させた手法により、日常生活から湧き上がる素朴な疑問の解決を目指しています。