歩行の力学解析を行う際にフォースプレートを使用することが多いが、様々な欠点が存在します。その一つとして、測定をする際に、実験の被験者はフォースプレートの枠内に足を納めなければならないため、意識的・無意識的に関わらず歩幅を調整、下を向いてしまい、自然歩行ができなくなります。そこで、本コンソーシアムでは仰木研究室とNISSHA株式会社との共同研究により自然歩行を可能にする圧力センサの開発を行いました。
障害者スポーツである車いすマラソンでは専用のグローブを着用し、リムを押し前進します。しかし、グローブは選手自身で試行錯誤を重ね、自身の手の形,握りに合ったものを練習時間や睡眠時間を割いて作成するため、大変効率が悪いです。そこで、3Dスキャン技術・3Dプリンタ技術を活用し開発を進めてきました。2020年のパラリンピックを目標にパラ陸連の協力の元、パフォーマンスを向上させるグローブを開発しています。