杜仲茶は機能性食品として古くから親しまれており、これまでに、含有成分と健康効果に関する研究が行われてきた。我々はイリドイド配糖体の一種である成分(ASP)に抗肥満作用があることを見出し、そのメカニズム解明に向けた研究を行なっている。これまでの研究においてASPには肝臓において脂質代謝を改善し、肥満を抑制する分子メカニズムを示した。今後新たな機能性成分含有食品としての可能性が期待されているとともに様々な代謝疾患との関連性も期待される。
http://sfcwatanabelab.wixsite.com/watanabe