触れることの基礎科学知見を応用しながら、デジタルファブリケーション技術を利用した触感/身体感覚表現の拡張を目指しています。これまでに明らかになっている知覚心理学・神経科学・工学の知見を適切に組み合わせながら、触れることの価値を自分なりに見出し、社会に提案・広める実践研究を行います。また、フィールドワークやワークショップ開催を通じた触感価値伝達も研究対象として含みます。
触れることの基礎科学を研究することを目指してます。日常生活で感じた疑問を、心理物理学/神経生理学/計測工学の研究手法を駆使して、触れたときの人間の生理・心理・感性の定量化研究に取り組んでいます。研究成果は加えて、乳幼児の認知発達促進、高齢者の認知機能の維持、社会行動を促す安心感と愛着の形成に関わる研究にも接続しています。視聴触覚を取り込んだクロスモーダルな情報提示ディスプレイの開発も行っています。
http://touchlab.sfc.keio.ac.jp/