A33

諏訪正樹研究会

出展団体代表者 : 諏訪正樹(環境情報学部)
    • 東京ミッドタウン・イーストB1Fホール
  • A33

認知カップリングの姿-写真記述実践

プロジェクト担当 : 安田理紗認知科学の中心的考え方の一つ「認知カップリング」とは、知覚、思考、行動は互いに他を促進して、全体として認知を進化させるものであるという概念です。 その概念を主体的に学ぶべく、学生たちは以下のことを実践しました。日常の生活の中である風景の写真を撮り、その風景を撮りたかった意図、写真を改めて見て気づいたことなどを記述し、そこから新しいテーマを浮かび上がらせます。そしてそのテーマを念頭において次の写真を撮り、同じサイクルを繰り返します。テーマの発展進化の様の中に、認知カップリングがどう現れるかを分析します。

音風景を記述する方法論の模索-語彙と文法

プロジェクト担当 : 桑山菊夏日常生活は音風景に包まれています。我々の身体はそれを聴き、触れ、思考や行動に結びつけています。しかしその行為は実に暗黙的であり、意識に上ることがありません。音風景はどのように記述できるでしょうか?我々はスケッチを用いて、音を記述することを試みました。スケッチの中に表現された様々な要素を抜き出し、語彙と文法に相当するものを整理してみたという知見を発表します。

跡の物語

プロジェクト担当 : 小関美南さら地を見て、そこにかつて存在した建物や生活に思いを馳せたり、古本に残された筆跡から、持ち主の面影を心に浮かべたりー「跡」を見つめると、そこには“だれかが居た”、“なにかが動いた”物語が見えてくる。その時、私たちは、「跡」のどんな要素に気づき、その要素をどう解釈してその物語にたどり着いたのだろうか。本プロジェクトは、様々な「跡」に着眼し、そこから物語を紡ぐことでメタ認知を促進させることを狙いとしている。「跡」に着眼することで、暮らしにころがっているものごとの思いがけない表情や生き様に出会いたい。

その他の展示 Other Exhibition