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村井合同研究室: Arch研究グループ
出展団体代表者 : 中村修(環境情報学部)- 東京ミッドタウン・イーストB1Fホール
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Raspberry Piを用いたコンピュータ将棋における並列化小型モデルの設計と実装
プロジェクト担当 : 熊谷啓孝コンピュータ将棋は1960年頃から研究が始まり現代に至るまで急速な進歩を遂げてきました。 今年はついにコンピュータ将棋が人間界最高位にあたる名人を下し名実ともに人間を超えた歴史的な年となりました。 このように急速に発展したコンピュータ将棋ですが、ハードウェアの並列化という点では依然として多くの可能性を残していると考えられます。 今回の展示ではRaspberry Piを複数台使用して小型の並列化モデルを作成し、この可能性をお見せできればと思います。http://arch.sfc.wide.ad.jp/
3DVR映像のためのFPGAを用いた超低レイテンシ映像伝送装置の設計と実装
プロジェクト担当 : 東海林晃ロボットを利用した遠隔医療や災害救助といった場面では、高精度な操作を必要とするため、ロボットを操作するシステム全体の遅延を減少させることが不可欠です。本展示では、ロボットカメラから操縦者のディスプレイに出力するまで遅延を限りなく抑えるシステムを発表します。具体的には、映像伝送においてボトルネックになるコーデックの処理を行わず、映像データを走査線1本のレベルで伝送します。今回の展示は、市製品のカメラ2台を用いて3D映像を作り出し、それをHMDに表示させます。極限まで遅延を抑えたロボットの視界をお楽しみください。http://arch.sfc.wide.ad.jp/