不確実性を乗り越える;TPP批准とBREXIT
プロジェクト担当 : 渡邊頼純
渡邊頼純研究会では、国際貿易体制の法と政治を総合的に把握することを目的とし、日々活動しています。そのため、世界貿易機関WTOにおける多国間交渉や紛争処理の現実を学習すると共に、主要な経済統合についての動向の調査・研究に励んでいます。今回のORFでは交渉開始から7年の時を経て、署名され批准される段階に入ったTPPと今年6月に英国の国民投票で決定した欧州連合からの脱退(BREXIT)をテーマに扱います。未知の影響に伴う不確実な時期に直面している各国の経済統合と国益の相克について取り扱った展示を行います。