慶應義塾大学SFC研究所｜SFC Open Research Forum 2016

脳と身体をひとつのシステムとして捉え、我々人間がいかにして身体運動を制御しているのか、いかにして音楽演奏やスポーツのスキルを獲得することが出来るのか、といった神経科学研究をしています。こうした研究を通じて、身体運動や感覚情報処理の基礎的な理解を深めると同時に、未来の健康や芸術の科学、リハビリテーション医学の発展に寄与することを目指しています。 本年のORFでは 1) 運動イメージの個人差 2) 器械体操選手の脳と身体のシステムの解明 3)下腿切断患者の義足を用いた歩行 4)世界最速ドラマーの筋活動5)ピッチやリズムの知覚生成の個人差などの現在進行形の研究を紹介します。