展示

ブース番号:A18

森さち子研究室

出展団体代表者 : 森さち子(総合政策学部)

東京ミッドタウン・イーストB1F ホール A18

マチの喪失

プロジェクト担当:丹藤志織

東日本大震災以降、変わってしまった福島。視覚的には何も変わっていないはずなのに、以前とは違うマチ。マチを見ると測定器が設置され、放射線量が天気とともに予報され、汚染による不安や恐怖が日常に埋もれていってしまっています。質問紙、インタビューを通して震災以降、自身が住んでいたマチに対する心境の変化について聞いています。そこから人々のマチに対する内的な喪失について考察していきます。

身近な人の幸福論

プロジェクト担当:阿部悠希

人々が幸福を感じる要因には様々ありますが、意識すれば自分で変えられるような、趣味に関することから、自分ではどうすることもできない、気候のようなものまで、実に多様であります。また、幸福を感じる要因は個人差が大きいこともあり、いくらでも抽象化して語ることもできますが、私の場合は、身近な数名へのインタビュー等を通じて、できるだけ具体的に考察していきたいと考えています。

子どもたちとの"表現"

プロジェクト担当:別府佑衣

4年程前から関わっている、虐待を受けた子ども達の支援団体。今年も、子ども達との夏のキャンプに参加してきました。
キャンプ中、またその後、子ども達と“表現”というツールで関わりを持ちました。子どもの心の中にあるものを、何か目に見える「かたち」として残す。その手助けとして、まずは1枚の絵から“表現”をともにすることを、試みてみました。今回の展示では、その“表現”を通しての子ども達とのやりとりの考察を、心理学的観点からまとめています。

ひとりでいることが心に与える影響

プロジェクト担当:小林祐貴

日常生活を送っていると、ひとりでいる状況は多いでしょう。例えば、通学中にひとりで電車に乗っている時、お風呂にひとりで入っている時など。意図せずひとりでいることは多いはずです。時にはひとりになりたい時もあります。ひとりでいることが、こころにどんな影響を与えるのかということを調べました。

お葬式をデザインすること〜高齢者の終活から考える〜

プロジェクト担当:南雲満友

近年「終活」という言葉が注目されています。本研究では「終活とは自分探しの旅だ」と定義した上で、終活の中でも自らの葬儀を考えるという行為に着目します。そして終活において、高齢者が自分のお葬式をデザインすることには、どのような意味があるのかについて明らかにしていきます。
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