慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス(SFC)では、その研究成果の社会への還元を自らが果たすべき重要な社会的責任の一端と考え、研究活動成果を広く社会に公開する場として、「SFC Open Research Forum (ORF)」を毎年開催しています。この研究発表イベントでは、SFC研究所で実施している様々な研究プロジェクトの現状と将来計画を、展示やセッションなどを通して、産業界・国・地方公共団体・学会等に広く紹介しています。
お越しの際は、B1Fホール入口または4Fカンファレンス入口にて必ず受付を行ってください。
2015年、世界中の国々は、2030年に実現すべき「世界のカタチ」に合意しました。SDGsです。貧困を終わらせ、健康でジェンダー平等な社会を実現し、食料や水の問題も解決しながら、雇用や働き方も改善した、持続可能な社会です。その大前提となるのが、気候変動や生物多様性をはじめとする地球システムに関する課題の解決であり、人類と地球との持続可能な関係性の構築です。
こうした課題は相互に関係していることがわかっています。必要なのは、総合的に考えること、システム思考をすること、そして未来から考えて今の課題解決を図ることです。
未来から考えること。総合的に考えること。これは、SFCで創設以来やってきたこと。「未来からの留学生」たちがずっと取り組んできた課題であり、アプローチです。SDGsの次の社会を考えるのに、SFCほど適した場所はありません。
SFCは、常に一歩も二歩も先にある社会をにらんで研究活動を続けています。SDGsのその先の、次の社会に目を向けているからこそ、「現在」の問題が見え、社会からの要請にこたえていくことができるのです。そしてそのアプローチが、大きく未来を動かす原動力になっていくのです。
SFC Open Research Forumには、未来を動かす「しかけ」がたくさん詰まっています。人間と地球のためにあるべき未来を考えて、いまをすすむ。SFCのDNAを感じるフォーラムから、未来の種を語りましょう。
VSP (Vision Sharing Partner) とは、SFCと未来のヴィジョンを共有するパートナーです。