E60展示

バイオプリンティング : 生命科学研究とものづくり

出展団体代表者 : 辻本惠 (環境情報学部)
  • 4.質の高い教育をみんなに
  • 9.産業と技術革新の基盤をつくろう
  • 12.つくる責任つかう責任
東京ミッドタウン・イーストB1F ホールA
ブースNo.E60

バイオプリンティング・プロジェクトでは、顕微鏡のデータを含んだ様々なサイエンスのデータを3Dプリンターで出力することによって、肉眼ではみえない世界を触って体験できるようにしています。また、生命の様々な形を真似したものづくりに取り組むことで、再生医療をはじめとする生活質の改善に向けた技術開発に挑戦しています。

バイオプリンティングによる技術革新

プロジェクト担当 : ガリポンジョセフィーヌ

生物が持つ機能は人間の目ではもちろんのこと光学顕微鏡ですら判別できないくらい細かな構造で成り立っています。例えば身体を制御する働きをもつ筋肉組織では、筋細胞の中に存在するアクチンとミオシンというタンパク質が互いに手繰り寄せることで筋肉組織が動くようになります。このようにミクロレベルで生物の構造・機能を理解することで、新たな技術開発に繋がる着想を得ることが大きく期待されます。我々は生物の優れた機能や仕組みを人工的に再現することで、工学・医学などの様々な分野へ応用を利かせていきたいと考えています。

http://bioprinting.iab.keio.ac.jp/

フィールドワーク研究 ver2.0

プロジェクト担当 : ガリポンジョセフィーヌ

我々は生命科学研究をいつでも、どこでも、だれでも実施できるような未来を実現したいという壮大な構想を掲げています。本構想を実現させるべく、人間の移住が難しい砂漠や宇宙といった極限環境をはじめとした場所でのスケーラブルな実験環境の開発に現在取り組んでいます。ORF来場者の方々には近未来のフィールドワーク研究の姿を感じて頂けるよう、実施例として極限環境であるゴビ砂漠におけるポータブル装置を用いたフィールドワーク研究を紹介したいです。

http://bioprinting.iab.keio.ac.jp/

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