E57展示

SFCバイオxベンチャー

出展団体代表者 : 曽我朋義 (環境情報学部)
  • 3.すべての人に健康と福祉を
  • 9.産業と技術革新の基盤をつくろう
東京ミッドタウン・イーストB1F ホールA
ブースNo.E57

本研究室では生命科学における研究成果を社会に還元すべく、SFCバイオ発のベンチャー企業とを輩出しています。その中でもSpiber株式会社、株式会社メタジェン、そして株式会社サリバテックについて紹介します。Spiber社は夢の素材と言われた「クモの糸」をはじめとしたタンパク質によって構成される生物材料を人工的に合成しています。メタジェン社は近年健康維持に関わることが報告されている腸内細菌叢の解析により、サリバテック社は自己の健康状態をセルフチェック技術の開発により、健康長寿社会を目指しています。

夢の素材「クモ糸」デザイン原理の探索

プロジェクト担当 : 荒川和晴

クモ糸は強度と伸縮性を兼ねそろえており、その強靭さや再生可能性から、次世代の超高機能タンパク素材として注目されています。このクモ糸の高機能発現メカニズムを明らかにし、そのデザイン原理を人工クモ糸開発に活かすため、我々は世界中から集めた1,000種類のクモの遺伝情報解析と、それぞれのクモ糸の物性解析を進めています。

http://bioinformatician.org/glab/

腸内デザインによる健康長寿社会の実現: 腸内デザイン推進ベンチャー「メタジェン」の挑戦

プロジェクト担当 : 福田真嗣

われわれの腸管内には無数の腸内細菌が生息しており、そのバランスが健康維持や疾患発症に関与することが明らかとなっています。どのような腸内細菌が生息し彼らがどのような振る舞うのかは、普段何気なく排泄している便から分かります。つまり便にはみなさん自身の健康情報や病気のリスクに関する情報が含まれていることから、われわれは便を「茶色い宝石」と呼んでいます。株式会社メタジェンは「腸内デザインによる健康長寿社会」をキーワードに、個々人の茶色い宝石を最先端テクノロジーで分析し、新規ヘルスケア産業を創出します。

https://metagen.co.jp/

唾液を使った痛くないがん検査

プロジェクト担当 : 杉本昌弘

日本では毎年がんになる方が増え、2人に一人ががんにかかると言われています。しかし、以前はアメリカでも同様でしたが、最近ではがんになる方が減る傾向にあります。その違いは何でしょうか?以外とがんの統計や検診の実態で知らないことも多いです。私たちはこのような問題を解決すべく、唾液を使った痛くない検査の開発をしてきました。既に医療機関等での使用が始まっております。

https://www.salivatech.co.jp/

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