E56展示

食と健康を科学せよ

出展団体代表者 : 冨田勝 (環境情報学部)
  • 3.すべての人に健康と福祉を
  • 9.産業と技術革新の基盤をつくろう
東京ミッドタウン・イーストB1F ホールA
ブースNo.E56

一般の方や中学生、高校生にメタボロームや腸内細菌叢メタゲノム解析を使用した最新栄養学(ニュートリオミクス)を紹介する。我々の研究を通して腸内における菌の働きや人々の健康に役立つ食品についての情報を提供するとともに、食習慣、生活習慣の改善を支援する情報を発信していきたいと考えている。さらに、ニュートリオミクスの手法で毎日の食事や食品の新たな健康機能を解明し、将来的にテーラーメイド栄養や創薬など、新しい応用領域の開拓をして、病気のない社会を構築する。

腸内細菌が健康を守る仕組みを解明!

プロジェクト担当 : 福田真嗣

ヒトの腸内には多種多様な腸内細菌が生息しており、宿主細胞と相互作用することで、腸内環境の恒常性が維持されています。しかしこのバランスが崩れると、肥満や大腸癌、感染症などに繋がる事も知られています。われわれは腸管出血性大腸菌O157:H7感染症に対して、プロバイオティクスの一つであるビフィズス菌の効果を科学的に検証し、ビフィズス菌が産生する酢酸が腸のバリア機能を高めることで、O157感染症を予防できることを世界に先駆けて明らかにしました。

http://www.iab.keio.ac.jp/

食べるだけで健康に!?食と健康の関係に迫る!

プロジェクト担当 : アウ・ワンピン

健康寿命をのばすには病気を予防するとともに,病気の進行をできるだけ長く食い止めることが必要です。機能性食品は健康の維持や病気のリスク削減に役立つ食べ物のことで,機能性食品の開発により健康寿命をのばせると期待されています。われわれはメタボローム解析をはじめとする網羅的な解析手法を組み合わせて用いることで,食が人の健康におよぼす影響を総合的に理解することを目指しています。

http://www.iab.keio.ac.jp/

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