清木康研究室では、1)マルチデータベース、マルチメディアデータベースシステムの実現とその応用、2)5D 世界地図システムの実現、3)鉄道空間における個々の利用者ニーズに応じた情報提供手法の創出、4)グローバル環境システムリーダー養成のための大学院教育・研究・キャリアパス構築の実現についての研究成果展示・構築システムのデモンストレーションを実施します。
本プロジェクトは、意味的・感性的・時間的・空間的な変動を伴い、かつ、ストーリーを有する動的メディアデータを対象としたメタレベル知識ベースシステム研究"を主要テーマとしています。本プロジェクトの実現において、具体的には、次の機能・システムの構築を実施しています。1)メディアデータの自動解析・分析によるメタデータ自動生成機能、2)異種メディアデータの統合による知識表現機能、3)融合されたメディアデータの動的配信機能。本展示では、研究成果展示・構築システムのデモンストレーションを実施します。"
5D 世界地図システム(5D World Map System)は、3次元の地理的空間軸、1次元の時間軸、および、多次元で構成される意味的空間軸により、5次元(またはそれ以上の)空間の世界地図を構築し、世界地図上にて情報の検索・共有・分析・意味的可視化を実現するシステムです。具体的には、衛星画像・環境モニタリングデータ・ヒューマンヘルスデータ・画像・記事等の写像を実現し、地球環境変化状況の把握・意思決定支援等において、国連SDG11、13、14、15に対応する研究として位置付けられます。
本プロジェクトは,鉄道「実」空間と鉄道「情報」空間相互の写像をコンセプトとして、相関量計算を用いた状況に応じた情報提供の形を提案してきました。具体的には、ピクトグラムを用いた情報の簡略化とビジュアル化、および、訪日外国人をはじめとした鉄道に不慣れな利用者へのシャープな情報提供と、輸送障害時の迂回案内レコメンデーションシステム等の開発に取り組んでいます。
本展示においては、GESLプログラムにおける教育・研究システム・グローバル環境システム構築に関する研究成果・学生RA活動成果について示します。これらはORFテーマである「SDGsの次の社会」において、国連の持続可能な開発目標(SDGs)のうち、SDG11(Sustainable Cities and Communities)・SDG13(Climate Action)・SDG14(Life Below Water)・SDG15(Life on Land)に対応する成果として位置付けられます。