福井県三方湖ハス川流域におけるグリーンインフラの経済評価
プロジェクト担当 : 森崎理哉グリーンインフラストラクチャーの経済評価は、価値の「見える化」を促し政策等意思決定の指標となるため重要なものとなっているが、実際まだあまり行われていない。本研究では頻繁に氾濫が起きる福井県三方湖地域に着目し、生態系減災(Eco-DRR)の考え方をもとに、災害リスクの少ない地域へ移住した時の周辺経済への影響を評価し、グレイインフラとの経済的な比較を行う。また、その結果として得られたデータをもとに事前復興の際の街の防災・減災機能や、都市におけるグリーンインフラ(特に生態系減災)の重要性などに関して提言を試みる。