A16

高汐一紀研究室(Sociable Robots Lab)

出展団体代表者 : 高汐一紀(環境情報学部)
    • 東京ミッドタウン・イーストB1Fホール
  • A16

Social Care Robot Project: 心の機微と場の空気を理解する介護支援ロボット

プロジェクト担当 : 松井佑有少子高齢化による人手不足が深刻化する中、ロボットを社会福祉の場で応用する試みが進んでいます。社会福祉サービスでは、コレまで以上にロボットと人との信頼関係が重要となります。本プロジェクトでは、相手の様子に常に気を配り、相手の体調や精神状態に合わせた適切な対話を実行する、新しいコミュニケーションロボットを提案しています。本展示では、表情の変化から対話相手の情動を読み取って適切な声かけを行い、恐怖感を与えない適度な距離を保ったり、会話への割り込みにも対応する機能を持つ、介護現場向けコミュニケーションロボットのプロトタイプのデモを行います。

Sociable Robot Project: ユーザとの長期的なインタラクションによるロボットの性格形成

プロジェクト担当 : 川那子進太郎パーソナルロボットの普及が進み、今後、ロボットは単なる話し相手としての存在だけではなく、家庭内セラピストのように家族の一員としての役割を拡大していくでしょう。こうしたロボットとの長期的なコミュニケーションにおいては、相手に合わせたキャラクタを、ロボットに動的に付与することが重要です。本プロジェクトでは、子供の成長過程に着目し、ユーザとの長期的なインタラクションを通してロボットの情動遷移傾向を徐々に調整し、キャラクタを形成するシステムを実装しています。本展示では、短期的に性格変化を行うロボットのプロトタイプを体験できます。

SocialPods Project: digiFAB環境と連携したSTEM教育ロボットキット

プロジェクト担当 : 真島大樹世界中でSTEM教育が盛んになる中、日本ではプログラミングやセンシング、アクチュエーションを学ぶツールとして、ロボットが注目されてきました。一方で、従来の教育用ロボットキットはロボットの製作を目的としたエンジニアリング層からのボトムアップ思考のアプローチが主で、インタラクションやアニマシーといった、トップダウン型のロボットデザイン分野への適用は難しいものでした。本展示では、デジタルファブリケーション環境と連携することにより、デザイン指向のロボット教育を可能とする、オープンソースのSTEM教育向けロボットキットの開発事例を報告します。

その他の展示 Other Exhibition

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水俣学

植原啓介(環境情報学部)