実行委員 Planning Committee
実行委員長
加藤 文俊環境情報学部教授
1962年京都府生まれ。慶應義塾大学環境情報学部教授。同大学経済学部卒業。Rutgers University, School of Communication and Information, Ph.D.課程修了。Ph.D.(コミュニケーション)。関心領域は、コミュニケーション論、メディア論、定性的調査法(エスノグラフィー)。「カレーキャラバン」(2012-)、「墨東大学」(2010-2011)、「三宅島大学」(2011-2013)に参画。近著に『会議のマネジメント』(2016)、『おべんとうと日本人』(2015)、『つながるカレー』(2014, 共著)、『X-design』(2013, 共著)、『キャンプ論』(2009)などがある。
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実行委員
飯盛 義徳総合政策学部教授
佐賀市生まれ。松下電器産業株式会社勤務を経て、1992年 慶應義塾大学大学院 経営管理研究科修士課程入学。1994年修了後、飯盛教材株式会社入社。1997年 常務取締役。1999年 NPO鳳雛塾を設立。2002年 慶應義塾大学大学院経営管理研究科博士課程入学。2005年 慶應義塾大学環境情報学部専任講師。2008年 同大学総合政策学部准教授、2014年 教授、2015年10月~2017年9月 SFC研究所所長。専門は、地域イノベーション、ファミリービジネスマネジメントなど。総務省、国土交通省、内閣府などの委員を務める。主著に、『地域づくりのプラットフォーム』(学芸出版社)など多数。
杉原 由美総合政策学部准教授
専門と関心の領域は、多言語多文化共生に向き合う日本語教育、多文化教育、批判的応用言語学。具体的には、言語的多数派と少数派の関係性およびコミュニケーション、文化間移動と文化的差異にまつわる現象、言語教育について、研究と教育実践を行っている。経歴は、お茶の水女子大学大学院博士課程(人文科学博士)、青年海外協力隊日本語教師・中国広西壮族自治区派遣、桜美林大学基盤教育院専任助教などを経て現職。著書に『日本語学習のエスノメソドロジー −言語的共生化の過程分析』(勁草書房2010)。
牛山 潤一環境情報学部准教授
1977年、神奈川県横浜市生まれ。2000年、慶應義塾大学環境情報学部卒業。2005年、東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了、博士(学術)。2013年、慶應義塾大学大学院医学研究科より、博士(医学)授与。2014年4月より現職。専門は運動生理学、神経科学。我々人間の巧みで美しい身体運動がどのような機序で生み出され、調整され、学習されているのか、脳波や筋電図、神経刺激などを用いた生理学的実験を通して明らかにすることを目指している。
大木 聖子環境情報学部准教授
専門は地震学・災害情報・防災教育等。高校1年生の時に起こった阪神・淡路大震災を機に地震学を志す。2001年北海道大学理学部地球惑星科学科卒業、2006年東京大学大学院理学系研究科にて博士号を取得後、カリフォルニア大学サンディエゴ校スクリプス海洋学研究所にて日本学術振興会海外特別研究員。2008年4月より東京大学地震研究所助教。2013年4月より現職。
中澤 仁環境情報学部准教授
2003年3月 慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科博士課程修了。博士(政策・メディア)。同大学同研究科特任教員を経て、2013年より現職。ユビキタスシステムやミドルウエアシステム、ディペンダブルシステム等のシステムソフトウエア研究に加え、スマートシティのためのセンシング、住民への情報の還流、ウェブマイニング、ライフロギング等の応用研究を含む、幅広い研究を進めている。
松川 昌平環境情報学部准教授
1974年生まれ。建築家、studio000主宰、慶應義塾大学環境情報学部准教授。1998年、東京理科大学工学部建築学科卒業。1999年、000studio設立。2009-11年、文化庁派遣芸術家在外研修員および客員研究員としてハーバード大学GSD在籍。2012年より慶應義塾大学環境情報学部専任講師。建築の計算(不)可能性を探究。アルゴリズミック・デザインの研究、実践を行う。共著に『設計の設計』(INAX出版、2011)、訳書に『アルゴリズミック・アーキテクチュア』(彰国社、2010)など。
水野 大二郎環境情報学部准教授
1979年東京生まれ。デザイン研究者。2008年、Royal College of Art ファッションデザイン博士課程後期修了。芸術博士(ファッションデザイン)。2012年から慶應義塾大学環境情報学部に専任講師として着任し、2015年から現職。デザインと社会の関係性を批評的に考察し架橋する多様なプロジェクトの企画・運営に携わる。主な活動にDESIGNEAST実行委員、社会的包摂を目指すインクルーシブデザインの普及・実践活動、fablab japan network、蘆田裕史とファッション批評誌『vanitas』の共同責任編集、共著書に『x-DESIGN』、『Fabに何が可能か』、『インクルーシブデザイン』、『リアル・アノニマスデザイン』、『fashiondesign for living』などがある。
www.daijirom.comwww.designeast.jpfashionista-mag.blogspot.jp蟹江 憲史政策・メディア研究科教授
北九州市立大学講師、助教授、東京工業大学大学院社会理工学研究科准教授を経て、現職。国連大学サスティナビリティ高等研究所 (UNU-IAS) シニアリサーチフェロー。Earth System Governance プロジェクト科学諮問委員、Future Earth SDGs Knowledge Action Network 共同議長などを兼任。専門は国際関係論、地球システム・ガバナンス。2013年度から2015年度には環境省 環境研究総合推進費戦略研究プロジェクト S-11(持続可能な開発目標とガバナンスに関する総合的研究プロジェクト)プロジェクトリーダーを務めた。
鳴川 肇政策・メディア研究科准教授
1997年 東京藝術大学美術専攻科修了。2009年 オーサグラフ株式会社設立。独自開発した世界地図図法を発表。2011年 日本科学未来館、大型デジタル地球儀ジオコスモス設計協力。2016年 グッドデザイン大賞受賞。2015年より現職。幾何学、エンジニアリングを積極的に活用し、デザインや建築及びファインアートの可能性を探求する研究開発に従事。日本科学未来館アドバイザー兼任。
藤井 千枝子看護医療学部教授
慶應義塾大学医学部附属厚生女子学院を卒業。看護師と看護以外(精神鑑定の心理テスター等)の経験がある。1996年筑波大学修士課程医科学研究科修了、2000年同博士課程医学研究科環境生態系修了、博士(医学)。1999年より慶應義塾看護短期大学の専任講師、2001年より慶應義塾大学看護医療学部を兼担、2005年より同学部助教授、2014年より現職。専門は、看護技術と医療安全、遺伝・環境と健康、難病患者支援、科学や科学技術の進展の中の医療の在り方など。