2003年3月慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科博士課程修了。博士(政策・メディア)。同大学同研究科特任教員を経て、2013年より、同大学環境情報学部准教授。ユビキタスシステムやミドルウエアシステム、ディペンダブルシステム等のシステムソフトウエア研究に加え、スマートシティのためのセンシング、住民への情報の還流、ウェブマイニング、ライフロギング等の応用研究を含む、幅広い研究を進めている。
1964年佐賀市生まれ。慶應義塾大学大学院経営管理研究科博士課程単位取得退学、博士(経営学)。上智大学文学部卒業。1987年松下電器産業入社。1992年慶應義塾大学大学院経営管理研究科修士課程入学。1994年同校修了後、飯盛教材株式会社入社。1997年同社常務取締役。1999年アントルプレナー育成スクールNPO鳳雛塾を設立。2002年慶應義塾大学大学院経営管理研究科博士課程入学。2005年同大学環境情報学部専任講師。2008年同大学総合政策学部准教授、2014年より現職。専門は、プラットフォームデザイン、地域イノベーション、ファミリービジネスマネジメント。躬行実践、半学半教がモットー。総務省過疎問題懇談会委員、総務省人材力活性化研究会座長、総務省ふるさとづくり懇談会委員などを務める。主著に、『元気村はこう創る』(日本経済新聞出版社)、『社会イノベータ』(慶應義塾大学出版会)、『地域づくりのプラットフォーム』(学芸出版社)など。
1954年生まれ。1978年に慶應義塾大学工学部修士課程を修了し、同年NTTに入社。画像通信システムの実用化、インタフェースデザインやウェアラブルシステムの研究、ブロードバンドサービスや端末の開発、R&D戦略の策定に従事。NTTサイバーソリューション研究所所長を経て、2007年より現職。工学博士。専門は、コミュニケーションサービス、ヒューマンセンタードデザイン、ネット社会論、モビリティシステム。主な著書に「つながり進化論」(中央公論新社)、「デジタルな生活」(NTT出版)がある。
慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科博士課程修了。博士(政策・メディア)。ラティス・テクノロジー株式会社にてソリッドモデリングカーネルの開発、軽量3Dデータフォーマットの標準化に従事。フリーランスを経て、2004年より慶應義塾大学環境情報学部専任講師。同准教授を経て、2014年より現職。プログラム可能な素材、流体力学を応用した表現手法など、デザインのための新しい素材・ツール・方法論の研究に従事する。主要著作に『Access To Materials』(BNN新社、2013)、『Matter in the Floating World』(Princeton Architectural Press、2011)がある。
1972年生まれ。2000年東京大学大学院工学系研究科博士課程終了(博士(工学))。 2000年に慶應義塾大学環境情報学部に着任し、2013年より現職。専門分野は、機械工学、自動車工学。 主に自動車の自動運転、隊列走行等の研究に取り組んでいる。
ドイツ州立ボン大学で文学修士号(M.A.)および文学博士号(Dr. Phil.)取得。専門は文学研究および外国語教育。文学研究では宗教的要素が文学表現手段として機能する点に着目したテキスト分析研究を中心にすすめる。外国語教育研究では教育工学や情報分野との共同研究を通してドイツ語教材開発、実証実験による言語運用能力の評価、外国語学習環境の構築をテーマに研究活動をおこなう。その他、文学作品翻訳、オペラ公演字幕・テロップ作成等の活動を並行して継続。主な共著論文・翻訳:"Context-awarewriting support for SNS: Connecting formal and informal learning"(2014)、"An Experience-Oriented Language Learning Environment Supporting Informal Learning Abroad"(2013)、ゲオルク・ビューヒナー全集I/II(2011)など。
慶應義塾大学法学部政治学科卒業後、(株)仙台放送報道局、ロンドン大学経済政治大学院修士課程、慶應義塾大学大学院博士課程を経て、2005年同大学大学院政策・メディア研究科特別研究講師、2007年同大学総合政策学部専任講師、2010年より同准教授。2012年4月より現職(環境情報学部准教授)。専門はヘルスコミュニケーション(健康・医療分野のコミュニケーション)。地域住民・患者への医療情報提供のあり方、コミュニティ・ヘルスの分野で研究活動をしており、慶應義塾大学先端生命研究所からだ館がん情報ステーションプロジェクトリーダー、鶴岡みらい健康調査、市民コミュニケーション等を担当している。
1975年奈良県生まれ。1998年慶應義塾大学環境情報学部卒業後、Columbia University, School of International and Public Affairsで修士課程を修了(2005年、MPA)、Columbia University, Graduate School of Arts and Scienceで博士課程を修了(2010年、Ph.D.)。日本銀行では、調査統計局や金融市場局において、実体経済や国際金融の調査・分析に携わった経験をもつほか、世界銀行では、欧州・中央アジア局において、労働市場や教育についての経済分析を担当した。東北大学文学研究科グローバルCOE「社会階層と不平等研究教育拠点」では、国内外の研究者らとともに、国際移動の経済分析に携わる。
1974年生まれ。建築家、studio000主宰、慶應義塾大学環境情報学部准教授。1998年、東京理科大学工学部建築学科卒業。1999年、000studio設立。2009-11年、文化庁派遣芸術家在外研修員および客員研究員としてハーバード大学GSD在籍。2012年より慶應義塾大学環境情報学部専任講師、2015年より現職。建築の計算(不)可能性を探究。アルゴリズミック・デザインの研究、実践を行う。共著に『設計の設計』(INAX出版、2011)、訳書に『アルゴリズミック・アーキテクチュア』(彰国社、2010)など。
1979年東京生まれ。デザイン研究者。2008年、Royal College of Art ファッションデザイン博士課程後期修了。芸術博士(ファッションデザイン)。2012年から慶應義塾大学環境情報学部に専任講師として着任し、2015年から同准教授。デザインと社会の関係性を批評的に考察し架橋する多様なプロジェクトの企画・運営に携わる。主な活動にDESIGNEAST実行委員、社会的包摂を目指すインクルーシブデザインの普及・実践活動、fablab japan network、蘆田裕史とファッション批評誌『vanitas』の共同責任編集、共著書に『x-DESIGN』、『Fabに何が可能か』、『インクルーシブデ+D8ザイン』、『リアル・アノニマスデザイン』、『fashion design for living』などがある。
慶應義塾大学看護医療学部准教授。University of Texas School of Biomedical Informatics非常勤講師。一橋大学経済学部卒業、同大学院商学研究科修士課程修了、慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科博士課程単位取得退学、University of Texas School of Biomedical Informatics修士課程修了。博士(政策・メディア)・健康情報学修士・商学修士。専門分野はヘルスケア情報学。1995年阪神・淡路大震災の際、コンピュータネットワークを活用したボランティア支援のためのプロジェクト「VCOM」に参画。以降、WIDEプロジェクトでのインターネット技術に関する研究活動をベースに看護・医療・福祉などヒューマンサービス分野におけるIT活用について研究している。東日本大震災では、発災の1ヶ月後から被災地に入り、避難所で被災者の健康支援を行う団体に対してPCやネットワークの提供、支援を効率よく実施するための情報環境の整備やサービスの導入などのIT支援を行った。この経験を活かし、災害時に情報支援を行うボランティア団体「IT DART」を設立し運営に参画している。
1987年生まれ。慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科修士課程修了後、同研究員としてWorld Wide Web Consortium (W3C)においてHTML5やHTTP/2など最新のWeb技術に関する標準化活動に従事。国内外のテクニカルコミュニティに所属し、最新技術やプライバシー・セキュリティについての啓蒙活動を行う。専門はWebセキュリティ、プライバシー。2014年4月より慶應義塾インフォメーションテクノロジーセンター本部助教。キャンパスネットワークの設計や情報セキュリティ、ネットワークオペレーションの自動化などに取り組む他、ISOCなど国内外のテクニカルコミュニティを通じてシビル・ソサエティとの連携に取り組む。
撮影:Yoichi Onoda
国立研究開発法人産業技術総合研究所主任研究員/ニコニコ学会β実行委員長/メディアアーティスト。1997年、慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科修了。2010年、東京大学大学院情報理工学系研究科博士課程修了。博士(情報理工学)。1997年、アルス・エレクトロニカ賞グランプリを受賞(sensoriumチームとして)。2001年、日本科学未来館「インターネット物理モデル」の制作に参加。2011年、ニコニコ学会βを立ち上げる。ニコニコ学会βは、2012年にグッドデザイン賞、2013年にアルス・エレクトロニカ賞を受賞するなど高い評価を受ける。産総研では「利用者参画によるサービスの構築・運用」をテーマに研究を続ける。主な著書に『パターン、Wiki、XP』、『ニコニコ学会βを研究してみた』、『進化するアカデミア』。