ブース番号:A11
渡辺賢治研究会
出展団体代表者 : 渡辺賢治(環境情報学部)
東京ミッドタウン・イーストB1F ホール
A11
未病社会への挑戦
プロジェクト担当:渡辺賢治
本研究会では、神奈川県の推し進める「治未病」の政策と同期しながら、社会とのつながりを持つことを考えています。病気になる前から健康意識を高め、また健康な状態を長く保つために漢方や東洋医学の観点から日々活動を行っています。
日本漢方について
プロジェクト担当:渡辺賢治
漢方とは、世界から注目を浴びる日本独自の伝統医学です。西洋医学が病気を診断する一方、漢方は人を診断します。患者さん一人一人の体質と状態(証)を総合的に判断し治療を決めるため、「同病異治」や「異病同治」と言われるように人それぞれ治療法が異なります。超高齢化社会が進み、医療費の増大が問題視される今、漢方の普及は有効な解決策の一つです。例えばインフルエンザにかかる方の半数がタミフルではなく麻黄湯を使用した場合、90億円の医療費を削減できます。知られざる漢方の力を普及し、漢方で日本の未来を明るくします。
多世代関係と健康に関する調査
プロジェクト担当:渡辺賢治
心の健康状態は、体の健康状態に大きく左右します。例えば、一人で食事を食べる場合であっても、独居者がただ一人で食べるときと、家族がいる家の中一人で食べる(孤食)ときでは、後者の方が健康を害する可能性があると言われています。私たちは多世代とより多く関係性を持っている人ほど、レジリエンスがあるという仮説から、多世代交流の頻度が精神的な健康に与える影響を調査し、「多世代関係尺度」項目選定、尺度の信頼性・妥当性の検証を行いたいと考えています。そして、これらを元に多世代関係の重要性を示したいと考えています。
がんに負けない身体づくり
プロジェクト担当:渡辺賢治
薬膳や漢方は体調を整える手助けをし、がんをはじめとする様々な病気の患者さんから、大きな関心を集めています。
そこで、私たち渡辺賢治研究会は神奈川県立がんセンターと共同で、講演会などを通し、がん患者さんやその家族向けに漢方や薬膳の考えを普及する活動を行ってきました。
今後はがん患者さんが体調良く、楽しく張り合いある生活を送る手助けとして漢方や薬膳を学び続けることを最終目標として掲げています。
そこで、私たち渡辺賢治研究会は神奈川県立がんセンターと共同で、講演会などを通し、がん患者さんやその家族向けに漢方や薬膳の考えを普及する活動を行ってきました。
今後はがん患者さんが体調良く、楽しく張り合いある生活を送る手助けとして漢方や薬膳を学び続けることを最終目標として掲げています。
若者への未病意識の推進
プロジェクト担当:渡辺賢治
健康に対する意識の薄い若者世代へのアプローチは、未病を推進していく上では欠かせないものです。渡辺賢治研究会ではそのアプローチ方法の一つとして、大同薬品工業と薬膳ドリンク開発を進めています。これまでは大学の食堂とコラボをして、陳皮という生薬のみかんの皮を使った冬の薬膳ドリンクを提供して来ました。
このプロジェクトでは、今後体に不具合が生じてくる世代に「薬膳」「未病」を身近に感じてもらい、健康寿命を伸ばすことが最終目標としてあげられます。
このプロジェクトでは、今後体に不具合が生じてくる世代に「薬膳」「未病」を身近に感じてもらい、健康寿命を伸ばすことが最終目標としてあげられます。
社会参加による元気なまちづくり@湯河原
プロジェクト担当:渡辺賢治
病気ではないが健康でもない状態である“未病”を治すには大きく分けて食事、運動、社会参加という三つの要素が必要とされています。その中でも私たちは、“社会参加”に焦点をあて活動しています。地域のコミュティや住民向けのサークル活動が活性化すれば、人とのつながりや生きがいが生まれ健康寿命の延伸につながるとしているからです。そこで私たち渡辺研究会は、神奈川県湯河原町をフィールドとし、1人でも多くの湯河原住民が様々な人とのつながりを持ち生き生きと暮らせるような仕組みづくりに挑戦しています。