• 展示
  • ブース番号
  • A18 / A19

SFCバイオ

出展団体代表者 : 冨田勝(環境情報学部)
  • 東京ミッドタウン・イーストB1Fホール
  • A18 / A19

SFC発バイオベンチャー企業、東証マザーズ上場!

プロジェクト担当 : 冨田勝
SFCが独自に開発した「メタボローム解析」は、数百種類の代謝物を一斉に測定することができる究極の成分分析です。この技術をベースに創業したヒューマン・メタボローム・テクノロジーズ株式会社(HMT)は、2013年12月に東証マザーズに上場しました。
HMT社では、うつ病患者の血液中に「EAP」(エタノールアミンリン酸)という物質が減少することを世界で初めて発見し、うつ病診断の実用化を目指しています。

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バイオプリンティング - 生命科学研究とものづくり

プロジェクト担当 : ガリポン・ジョゼフィーヌ
バイオプリンティング・プロジェクトでは、顕微鏡のデータを含んだ様々なサイエンスのデータを3Dプリンターで出力することによって、肉眼ではみえない世界を触って体験できるようにしています。また、生命の様々な形を真似したものづくりに取り組むことで、再生医療をはじめとする生活質の改善に向けた技術開発に挑戦しています。

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パーソナルゲノムが拓く新時代

プロジェクト担当 : 荒川和晴
数年以内に僅か$1,000で個人の全ゲノム情報を解読できるようになると言われています。「パーソナルゲノム」によって、私たちは自分たちの病気のリスクを事前に知ることができ、病気になる前に予防したり、創薬や治療に結びつけたりできる可能性があります。数年後に確実に到来するこのパーソナルゲノム革命に向けて、我々は冨田勝所長個人の全ゲノムを解読し、これを教育利用ができるように実名で公開しました。

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未来の健康診断、「唾液でがん早期発見」

プロジェクト担当 : 杉本昌弘
唾液は痛みを伴わず収集でき、個人でも採取可能な体液です。このため、唾液でがんなどの疾患を検出することができれば様々なメリットがあります。先端生命科学研究所では唾液中に含まれる代謝物に着目し、これまで、口腔がん、乳がん、膵がんをはじめとした様々ながん疾患の検出の可能性を探ってきました。本技術が実用化できれば、自宅で簡便に自分の健康状態を調べられるようになる!?かもしれません。

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クモ糸から始まる素材革命

プロジェクト担当 : 冨田勝
クモの糸は鉄より強く、ナイロンのように軽いスーパー繊維です。原料を石油に依存しないこと等から、次世代の高機能エコ素材として高い注目を集めています。これまで我々は、最先端のバイオテクノロジーを駆使して、クモの糸を人工合成する技術の開発に挑戦してきました。世界初となるクモ糸量産化を実現すべく、これからも先頭を走り続けます。

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腸内細菌が健康を守る仕組みを解明!

プロジェクト担当 : 福田真嗣
ヒトの腸内には多種多様な腸内細菌が生息しており、宿主細胞と相互作用することで、腸内環境の恒常性が維持されています。しかしこのバランスが崩れると、肥満や大腸癌、感染症などに繋がる事も知られています。われわれは腸管出血性大腸菌O157:H7感染症に対する善玉菌であるビフィズス菌の効果を科学的に検証し、ビフィズス菌が産生する酢酸が腸のバリア機能を高めることで、O157感染症を予防できることを世界に先駆けて明らかにしました。

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便から生み出す健康社会!腸内デザイン推進ベンチャー「メタジェン」

プロジェクト担当 : 福田真嗣
われわれが普段何気なく排泄している便には、その人自身の健康情報や病気のリスクが含まれていることが近年の研究で明らかになってきました。すなわち、便には究極の個人情報が含まれていることから、われわれは便を「茶色い宝石」と呼んでいます。株式会社メタジェンは「便から生み出す健康社会」をキーワードに、個々人の茶色い宝石を最先端テクノロジーで分析することで、価値ある情報を抽出・還元する新規ヘルスケア産業を創出し、病気ゼロの社会構築を目指している鶴岡発のベンチャー企業です。

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ES/iPS細胞から高機能な心臓組織をつくる!

プロジェクト担当 : 岩宮貴紘
特定の線維芽細胞種とES/iPS細胞から作成した心筋細胞を共培養・組織化することで、心筋細胞の分裂と遊走を促し、均一な拍動を呈する機能的な再生心臓組織を構築できることが明らかとなりました。本研究ではバイオインフォマティクス技術を活用して当該線維芽細胞の容易で低侵襲な回収方法を確立し、ES/iPS細胞から作成した細胞のみで機能的な心筋組織を構築することを目指します。虚血性心疾患などの心臓病を患う患者さんへ、低侵襲で高機能な移植用心臓組織を提供することが我々の目標です。

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人工生命体はどこまで創れるか

プロジェクト担当 : 黒田裕樹
iPS細胞の塊から、そのまま成体を創り出すことはできるだろうか。哺乳類においてこの課題に挑戦することは倫理的問題があることはもちろん、培養をする上でも技術的な問題は多い。我々は体外で発生が進む両生類においてiPS細胞と同じく分化万能性を有すAC細胞を用いて、この課題に挑戦している。本発表では現在の進捗状況を紹介したい。

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宇宙でも生存可能な脅威の生物「クマムシ」の謎に迫る

プロジェクト担当 : 荒川和晴
クマムシは体長0.3mm程度の小さな生物で、苔の中などで生活しています。のしのしと歩く様から名付けられたこの生物のうち、陸に住むものの多くは周囲が乾燥すると樽型に身を縮め「乾眠」に入ります。この状態のクマムシは絶対零度の超低温から100度程度の高温、真空、超高圧、放射線への暴露などに耐える驚異的な能力を持っています。私達はこのクマムシの極限環境耐性メカニズムを明らかにすることを目的としています。

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食べるだけで健康に!?食と健康の関係に迫る!

プロジェクト担当 : アウ・ワンピン
健康寿命をのばすには病気を予防するとともに、病気の進行をできるだけ長く食い止めることが必要です。機能性食品は健康の維持や病気のリスク削減に役立つ食べ物のことで、機能性食品の開発により健康寿命をのばせると期待されています。われわれはメタボローム解析をはじめとする網羅的な解析手法を組み合わせて用いることで、食が人の健康におよぼす影響を総合的に理解することを目指しています。

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鶴岡キャンパスの全寮制実験実習

プロジェクト担当 : 増田貴宏
「バイオキャンプ」は、SFCの学部生が慶應鶴岡キャンパス(山形県鶴岡市)に1学期もしくは2学期間寮に滞在し、バイオテクノロジーの基礎と応用を修得するプログラムです。学期末の成果発表は英語で行われ、世界で活躍できる人材育成を目指しています。最大20単位を取得することができ、参加者は自然豊かな環境での生活を通して独創的な発想やひらめきを養います。

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生命の原点へ「かえる」 - 宇宙生物学が紐解く生命の起源と分布

プロジェクト担当 : 藤島皓介
アストロバイオロジーとはNASA(アメリカ航空宇宙局)が提唱した造語で、地球における生命の起源や土星衛星エンセラダスにおける地球外生命の探査、更には火星移住などの人類の宇宙進出に関わる研究をカバーする非常に学際的な新しい研究分野です。近年、日本国内でもアストロバイオロジーに主眼を置いた研究施設が発足しており、SFCでも今年の4月から先端生命科学研究会において先端アストロバイオロジープロジェクトが始動し、同分野に興味のある学生を中心とした勉強会や宇宙航空研究開発機構(JAXA)や海洋研究開発機構(JAMSTEC)との共同研究プロジェクトを進めています。

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免疫の秘めた可能性を明らかにする

プロジェクト担当 : 井上浄
近年、ウイルスや細菌などによる感染症が猛威をふるい、生命をも脅かす重篤な感染症の発症事例があとを絶ちません。このような状況を迎え撃つ手段としては、免疫能力を強力かつ効果的に誘導する免疫療法の開発が必要不可欠です。我々は、この免疫能力が特殊な環境下において非常に強力に誘導できることを明らかにしてきました。このメカニズムを解明し、免疫の秘めた可能性を引き出す免疫療法やワクチンの開発を進めています。

http://www.iab.keio.ac.jp/