ブース番号 : A31
出展団体代表者 : 冨田勝
プロジェクト担当 : 福田真嗣
ヒトの腸内には多種多様な腸内細菌が生息しており、宿主細胞と相互作用することで、腸内環境の恒常性が維持されています。しかしこのバランスが崩れると、肥満や大腸癌、感染症などに繋がる事も知られています。われわれは腸管出血性大腸菌O157:H7感染症に対する善玉菌であるビフィズス菌の効果を科学的に検証し、ビフィズス菌が産生する酢酸が腸のバリア機能を高めることで、O157感染症を予防できることを世界に先駆けて明らかにしました。